【終了】猫塚義夫×清末愛砂「平和的生存権を実現させるために」『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)刊行記念(23/12/4月@ZOOM)

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    ■□■市民社会フォーラム協力企画のご案内■□■
          トークイベント
  猫塚義夫×清末愛砂「平和的生存権を実現させるために」
『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)刊行記念

日 時 2023年12月4日(月)19:30~
ZOOMにてオンライン開催
主 催 本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)
お申し込み先 Peatix https://peatix.com/event/3762584/
協 力 あけび書房 市民社会フォーラム

※本イベントはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。
※本イベントの利益(イベント運営のための経費を除く)は「北海道パレスチナ医療奉仕団」に寄付します。

 2023年10月7日のハマースの急襲と、その後のイスラエル軍によるガザに対する大規模な軍事攻撃の開始を受け、同年11月に『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)が緊急出版されました。本書は、パレススチナで長年医療支援活動に携わってきた猫塚義夫さんと、憲法研究者として子ども支援活動やアフガニスタンの女性団体との連帯活動に従事してきた清末愛砂さんの共著です。
 ガザの人々は、イスラエルによる軍事封鎖でほとんどガザの外に出ることができない世界最大の「天井のない牢獄」といわれるところに16年間住んでいます。16歳以下の子どもたちは生まれたときから戦争しか知らず、そしてガザの人口の40%以上は18歳未満の子どもだそうです。
 本書の中で、清末さんはハマースの急襲について、とりわけ民間人に対する無差別攻撃や拉致は国際法上も倫理的にも決して許されることではないと述べています。一方で、この事件がなぜ急に起きてしまったのかについても視点が必要です。
 ガザでは、病院や国連の施設までもが空爆の被害を受け、深刻な状況となっています。
私たち日本人は、国際社会に生きる人間としてできる行動について考えなければなりません。
 今回、本屋B&Bではパレスチナ支援のためにできることとして、利益を「北海道パレスチナ医療奉仕団」に寄付するためのトークイベントを開催します。
長年パレスチナの支援に携わってこられたお二人に、「平和的生存権」を軸にお話しいただきます。イベントでは、オンライン上でお二人への質問も募集いたします。ぜひ、多くの方にご参加いただけますように。

【出演者プロフィール】
猫塚義夫(ねこづか・よしお)
医師。札幌生まれ。1973年に札幌医科大学卒業後、北海道勤労者医療協会に入職。以後、米国留学を含め脊椎外科と膝関節外科を中心とする整形外科医として診療と臨床研究を進めてきた。同時に学生時代から抱いてきた社会進歩への志を実践した。障碍者へのボランティア活動に始まり、「医療9条の会・北海道」幹事長(現、共同代表)となりつつ、2010年に「北海道パレスチナ医療奉仕団」を立ち上げ、現在に至る。

清末愛砂(きよすえ・あいさ)
室蘭工業大学大学院教授。1972年生まれ。山口県出身。専門は憲法学(特に24条の平和主義)、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力。学生時代に民主化運動をしているミャンマー(ビルマ)の学生支援などにかかわったほか、パレスチナの非暴力抵抗運動「国際連帯運動」にも参加。2012年からアフガニスタンのフェミニスト団体RAWAとの連帯活動にかかわり、現在、「RAWAと連帯する会」共同代表。パレスチナ医療奉仕団メンバー。