【告知】『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争』出版記念シンポジウム&ブックトーク(8/13水・9/23火・10/14火@東京&オンライン)

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    ■□■市民社会フォーラム共催企画のご案内■□■
『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争』
     出版記念シンポジウム&ブックトーク

お申込みなど詳細は、ふぇみ・ゼミ&カフェのPeatixまで 

◆Part1◆※会場:ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所とオンライン配信併用
8月13日(水)19:00~21:00 ブックトーク  
ドイツ研究者が読む『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争』
小野寺拓也さん(東京外国語大学)

◆Part2◆※会場・北とぴあ(東京・王子)とオンライン配信併用
9月23日(火)14:00~17:30 シンポジウム 
◇「裴奉奇さんの願いと〈日本軍性奴隷制の否定を許さない4.23アクション〉」
 朴金優綺さん(在日本朝鮮人人権協会事務局員)
◇「記憶が交差する場所――沖縄フェミニズムと「慰安婦」の記憶が出会うとき」
 佐喜真彩さん(大学非常勤講師、専門は戦後沖縄文学、フェミニズム研究)
◇「『遺された者』の歴史学:聞こえてきた声に振り向いたあとで」
 戸邉秀明さん(東京経済大学教員、沖縄近現代史)
◇パネルディスカッション
 木原健太(会社員) 高橋夏未(一橋大学大学院社会学研究科修士課程)
司会:梁・永山聡子(ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、成城大学グローカルセンター)
趣旨説明:熱田敬子(ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、ジェンダー/社会学研究者、山西省・明らかにする会事務局)

◆Part3◆※会場:ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所とオンライン配信併用
10月14日(火)19:00~21:00 ブックトーク
台湾研究者が読む『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争』
三澤真美恵さん(大学教員)

 ふぇみ・ゼミ&カフェが開催した連続講座を元に、新たな執筆者も迎えて『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争』(あけび書房、2025)を出版しました。日本敗戦・植民地解放から80年を迎える今年、植民地支配・侵略戦争で起きたことは、決して過去にはならず、新たな差別と不正義の火種となり、現在の社会を形作っています。
 他方で本書「はじめに」にあるように、世界では旧植民地・難民経験及び出身者を家族に持つ世代が、インターセクショナルな視点で戦争責任・植民地支配研究及びその認識を社会に広げるための社会運動が登場し、 新たな広がりを見せています。日本でも加害国としての責任を達する視点を前提にしながらも、豊かな研究・運動の姿を構築しなくてはなりません。
 『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争』という本をそのためのツールとすべく、多彩なゲストと語りたいと思います。歴史を否定するデマとの闘いに縮こまることなく、植民地支配責任・戦争責任を差別と闘う新しい社会を構想するためのベースにしていきましょう。

書籍購入先 

主催: 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
共催:あけび書房/インターセクショナリフェミニズム研究会/市民社会フォーラム/日本学術会議振興会科研費基盤研究(C)「東アジアの民主化運動とフェミニズムに関する比較実証研究」(研究課題23K01782)/日本学術会議振興会科研費基盤研究(C)「戦後沖縄をめぐる「忘れられた連帯の記憶」:教育、ジェンダー、戦争体験の視点から」(研究課題24K05300)