【告知】テレビ局のタブーと民主主義の危機〜統一教会・ジャニーズ・選挙〜(25/9/28日@東京&オンライン)

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     ■□■市民社会フォーラム共催企画のご案内■□■
   連続シンポジウム「NHKと放送メディアのこれから」第4回
「テレビ局のタブーと民主主義の危機〜統一教会・ジャニーズ・選挙〜」

日時  9月28日(日)14時〜17時
会場  立教大学池袋キャンパス タッカーホール(資料代500円)
ネット配信 YouTubeでライブ配信をいたします
      URL  https://youtube.com/live/41qI29_w274

講演     鈴木エイト氏(ジャーナリスト・作家)
パネリスト  吉永磨美氏(ジャーナリスト・元新聞労連委員長)
       長井暁氏(ジャーナリスト・元NHKチーフプロデューサー)
兼司会    砂川浩慶氏(立教大学社会学部長・メディア社会学科教授)

〈主催〉立教大学社会学部メディア社会学科・砂川ゼミ/市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会
(問い合わせ先)長井暁090-4050-5019/小滝一志090-8056-4161
〈共催〉日本ジャーナリスト会議(JCJ)/NHKとメディアの今を考える会/放送を語る会/市民社会フォーラム/あけび書房

 テレビへの不信感が視聴者・国民の間で高まっている。その主な原因は、テレビ局にはさまざまなタブーが存在し、「権力に忖度して真実を伝えていない」「タレントによる性加害問題を隠蔽した」などと見られている点にある。テレビ局のタブーとはどのようなもので、それが日本に民主主義にどのような影響を与えて来たか、そのタブーを打ち破り、テレビが民主主義の健全な発展に資するためには何が必要かを考える。
 第一部では統一教会や選挙の問題を長年取材してきた鈴木エイト氏(ジャーナリスト・作家)が、「テレビ局のタブーと民主主義の危機」について講演する。
 第二部では吉本磨美氏(ジャーナリスト)が「テレビ局の人権問題」について、長井暁氏(ジャーナリスト)が「NHKとジャニーズ問題」について報告し、砂川浩慶氏(立教大学社会学部長)を司会に、どうすればテレビが視聴者・国民の信頼を取り戻し、再び輝くことができるかを議論する。

〈講演者プロフィール〉
鈴木エイト(ジャーナリスト・作家)
 日本大学卒、日本ペンクラブ理事(言論表現委員会副委員長)、日本脱カルト協会(JSCPR)理事、やや日刊カルト新聞主筆。2009年に「やや日刊カルト新聞」創刊に参加。2010年からジャーナリストとして文筆活動を開始。2023年、日本ジャーナリスト会議JCJ賞大賞、第23回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞(草の根民主主義部門)大賞などを受賞。著書に『NG記者だから見えるもの』『「山上徹也」とは何者だったのか』(講談社+α新書)、『統一教会との格闘、22年』(角川新書/KADOKAWA)、(講談社+α新書)、『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』『自民党の統一教会汚染2山上徹也からの伝言』(小学館)など。

〈パネリストプロフィール〉
吉永磨美(ジャーナリスト・元新聞労連委員長)
 1998年に毎日新聞社入社し、東京本社地方部、社会部やくらし医療部などで取材。2015年に連載した「ガラスの天井」で貧困ジャーナリズム賞受賞。20年9月〜22年7月、日本新聞労働組合連合中央執行委員長。同時期に日本マスコミ情報労組会議(MIC)議長も務める。23年に同社を辞め、新聞社で働いていた女性記者たちと共にニュースサイト「生活ニュースコモンズ」を立ち上げ、25年4月に一般社団法人として登録し、代表理事。共著に『失敗しないためのジェンダーガイドブック』(小学館)、『マスコミセクハラ白書』(文藝春秋)。

長井暁氏(ジャーナリスト・元NHKチーフプロデューサー)
 1987年にNHK入局。ディレクター、プロデューサーとして数多くのNHKスペシャル・ETV特集などの番組を制作。2005年にETV2001「戦争をどう裁くか」の政治圧力による番組改変を告発。NHK放送文化研究所に異動し主任研究員を務める。09年に退職後は東京大学大学院などで教えながらメディア問題について発言。著書に『NHKは誰のものか』(地平社)など。
砂川浩慶氏(立教大学社会学部長・メディア社会学科教授)
1963年沖縄・宮古島出身。1986年早稲田大学卒業とともに日本民間放送連盟(民放連)に入り、放送行政、著作権、機関紙記者、地上デジタル放送など担当。2006年メディア社会学科開設とともに、立教大学に移り、社会学部助教授、16年教授、23年から社会学部長。著書に『安倍官邸とテレビ』(集英社新書)など。