第一回「海水浴場と雑司ケ谷霊園」
第ニ回「明治天皇の病死」
第三回「先生の両親と腸チフス」
最終回「精神的向上という病」(終了後に、新講座のご案内があります)
■動画視聴URL
「たびせん・つなぐ」YouTube公式サイト または、「たびせん・つなぐ」サイトでも視聴できます。
■主 催:「オンラインで“つなぐ”小森陽一さん文学講座」実行委員会
事務局:たびせん・つなぐ
参加団体:かもがわ出版、近代文学講座「森の会」、近代文学を読む会、千住漱石の会、市民社会フォーラム
【小森陽一さんからご案内】
オンラインで“つなぐ”小森陽一さん文学講座(YouTube利用)
「夏目漱石『こころ』を読み直す―病と人間―」
「新型コロナウイルス」対策の中で、会場が使えなくなり、三十年以上続けて来た、世田谷と目黒での新日本婦人の会の「小組」活動としての文学講座ができなくなりました。
その代替もかねてYouTubeを利用した文学講座を実施することになりました。多くの方が高等学校の現代国語の授業で、一度は読んだことのある、夏目漱石の『こころ』を全四回にわたって「病い」とのかかわりで読み直します。
第一回「海水浴場と雑司ケ谷霊園」、第二回「明治天皇の病死」、第三回「先生の両親と腸チフス」、第四回「精神的向上心という病」の全四回で開催します。
外出自粛が日々呼びかけられる中、あらためて読み継がれて来た名作を読み直していきます。【小森記】
【小森陽一(こもり・よういち)さんご略歴】
1953年、東京都生まれ。東京大学名誉教授、日本近代文学研究者。「九条の会」事務局長。著書に『世紀末の予言者・夏目漱石』(講談社)『漱石論 21世紀を生き抜くために』(岩波書店)『漱石を読みなおす』(岩波現代文庫)『子規と漱石―友情が育んだ写実の近代』(集英社新書)『天皇の玉音放送』(五月書房、のち朝日文庫)『心脳コントロール社会』(ちくま新書)『あの出来事を憶えておこう─2008年からの憲法クロニクル』(新日本出版社)『13歳からの夏目漱石』『戦争の時代と夏目漱石』(かもがわ出版)など多数。
新型コロナ流行で様々な移動が自粛されている中、在宅で気軽に参加できるイベントとして、夏目漱石研究家の小森陽一さんに漱石の代表作『こころ』をテキストに、4回に分けてオンライン講座を開催します。
コロナショックによる不安な今だからこそ、19世紀末から20世紀初めの戦争が続く時代に文学の世界で格闘した漱石の営為を学ぶことは、私たちの生きる糧になることでしょう。
ご感想・質問をメールかFAXでお寄せいただければ、小森さんに応答いただけるよう、オンラインで皆様を“つなぐ”ために、双方向的な関係を促すことを大切にいたします。
■お問い合わせ・連絡先:たびせん・つなぐ
メール info@tabisen-tsunagu.com
電話03-5577-6300 FAX03-5577-6310