■□■市民社会フォーラム共催企画のご案内■□■
平和をめざす朗読集団 国境なき朗読者たちが贈る
〈朗読劇> The Message from Gaza ガザ 希望のメッセージ
日 時 ①2月18日(土)18:30開演(17:30受付開始 18:00開場 20:30終演)
②2月19日(日)14:00開演(13:00受付開始 13:30開場 15:45終演)
会 場 神戸市勤労会館2階多目的ホール
三宮駅から東へ徒歩5分
http://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/index.html
参加費 事前予約1500円(障がいのある方および介助の方・学生1000円)/当日2000円(同1500円)
予約・お問合せ(12月予約受付開始) 080‐5314‐1539(つくい)tsubamegekidan@gmail.com(つばめ劇団)
制 作 市民社会フォーラム、つばめクラブ
協 力 アムネスティ西神戸グループ、劇団どろ、神戸学生青年センター、神戸YWCAピースブリッジ、兵庫教職員組合
【朗読劇「The Message from Gaza ガザ 希望のメッセージ」ご案内】
2014年の夏、パレスチナのガザ地区は、イスラエルによる、言語を絶する大量破壊、大量殺戮に見舞われました。
攻撃は51日間に及び、2200名もの命が奪われました。その大半が民間人、500名以上が子どもです。
そして、50万もの人々が家を追われました。
▶ガザに対する大規模軍事攻撃は、これが初めてではありません。
8年前の2008年12月、ガザ地区全土に対し突如、イスラエル軍による一斉攻撃が始まりました。
完全封鎖され逃げ場のない150万の住民たちの頭上に、22日間にわたりミサイルや砲弾の雨が降り注いだのです。
世界がクリスマスの余韻に浸り、新年を祝っていたそのとき、ガザの人々は一方的な殺戮と破壊にさらされていました…。
私たちの朗読劇「The Message from Gaza ガザ 希望のメッセージ」は、この出来事に対する応答として、2009年に誕生しました。
▶ この朗読劇は、4つのテクストから構成されています。
一つは、空爆下のガザから連日連夜、世界にメールを発信し続けたサイード・アブデルワーヘド教授の『ガザ通信』、
1972年、36歳の若さで爆殺されたパレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの短編「ガザからの手紙」、
2003年、占領下のパレスチナ人住民の人権擁護活動のためガザに赴いたアメリカ人女子大生レイチェル・コリーがガザからアメリカの家族に書き送った電子メール、
そして攻撃のさなかガザで活動を続けた、「インターナショナルズ」と呼ばれる世界の若者たちの証言です。
▶ 私たち、平和をめざす朗読集団「国境なき朗読者たち」は、この朗読劇を上演するため、つばめクラブのプロデュースにより、2009年、京都の市民・学生有志をメンバーに結成されました。
以来、京都を中心に、広島、東京、大阪、三重などで上演を重ね、このたび、神戸で公演の運びとなりました。
▶ 停戦になり、一時に大量に人が殺されるという事態がなくなると、マスメディアは報道しなくなります。
しかし、ガザでは依然、封鎖が続いています。
家を失った何十万もの人々が、今、瓦礫の中で、冬の寒さを耐え忍んでいます。
「過ちは二度と繰り返しませんから」という私たちの誓いをあざ笑うかのように、繰り返されるジェノサイド……。
▶いくたび破壊と殺戮に見舞われようと、生を愛し、「人間の側に踏みとどまり続け」ようとするガザの人々の闘い。
不正と暴力に抗するために、朗読というアートを通して、ガザと私たちを、「想像力」という人間の力によって架橋します。
肉声を通して語られるガザの声に触れ、今もなお完全封鎖のもとに置かれているガザへの思い、そして私たちが生きるこの世界への思いを新たにしてください。
脚本・演出 岡真理/出演 杏さだ子、古澤亨、山本久子、朴利明ほか
ピアノ 田村喜久子 / 照明 斎藤浩一郎 / 制作補佐 津久井淑子
制 作 つばめクラブ(安藤栄里子)、市民社会フォーラム / 協力 兵庫教職員組合
〈2013年12月東京公演来場者の方々の感想から〉
●力強い声に、言葉に、からだが何度も震えました…
●文学作品を読んだあとのように、深く心に染み入りました…
●緊迫した臨場感。生の声を聴いて、想像力が身体の中を駆け廻りました…
●個人の「声」には力があります。事実ではなく、真実を伝える力が…
●パレスチナで亡くなった方の魂が舞い降りたようでした…
●抑圧に抵抗すること、敗北の中でそれでも人間であること、つながりの大切さを朗読からひしひしと感じました…
国境なき朗読者たちHP http://readers-without-borders.org/