■□■市民社会フォーラム協賛企画のご案内■□■
『戦後最悪の日韓関係-その責任は安倍政権にある』出版記念講演
日韓関係の来し方、行く末を考える
日 時 2月15日(土)14:00開演(開場13:30)
会 場 東灘区民センター第4・第5会議室(8階)
講 師 深草 徹さん(九条の会.ひがしなだ共同代表)
参加協力費500円
主 催 九条の会.ひがしなだ
協 賛 かもがわ出版、兵庫県弁護士9条の会、市民社会フォーラム
問合せ:080-1485-5603(西谷) http://higasinada9.web.fc2.com/
韓国大法院が元徴用工の訴えを認める判決をして以来、日本政府は韓国政府に対して「日韓請求権協定で解決済み」、「韓国は国際法を守れ」の一点張りで、自ら話し合いの道を断ってしまいました。その後、輸出規制の強化、日韓GSOMIA終了通告と、日韓関係は最悪の事態に至ってしまいました。アメリカの圧力で日韓GSOMIAは維持されることになり、日韓外相会談、貿易管理当局者の協議再開、両国首脳会談実現と、事態は、改善の方向に向かっているように見えます。ただ日本政府は、責任はすべて韓国政府にあるという姿勢を変えておらず、仮になんらかの合意に至るとしても、それは一時しのぎに過ぎないように思われます。日本政府が過去の侵略戦争と植民地支配の歴史と向き合わない限り、日韓間の懸案事項の真の解決はあり得ません。日韓関係の来し方、行く末をじっくり考えてみようではありませんか。
深草徹(ふかくさ とおる)さんのプロフィール
1946年生まれ、1969年東大法学部卒。鉄鋼会社勤務を経て1977年弁護士登録。労働事件、公害事件を中心に、憲法が保障する基本的人権に関わる事件を多数担当。憲法問題・政治史の研究に打ち込むために2018年弁護士をリタイア。現在、深草憲法問題研究室を主宰し講演等を通じて現行憲法の意義を広め、これを擁護する活動に携わる。九条の会.ひがしなだ共同代表世話人