【資料とレポート】『国家が破産する日』上映&松尾匡さんトーク「本当は国家は破産しません!」(2019/11/24日@元町映画館))

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松尾匡さんのトークのプレゼン資料です。

通貨危機になるか

元町映画館のイベントレポートです。

2019.11.24
『国家が破産する日』松尾匡さんトーク開催しました!

『国家が破産する日』11/24(日)上映後、立命館大学経済学部教授の松尾匡さんにお越しいただき、「本当は国家は破産しません!」と題したトークを開催しました。韓国をはじめ、通貨危機を経験したマレーシアやアイスランドなどは〈固定相場制〉。それに対し、日本は〈変動相場制〉だからこそ通貨危機が起きにくいというその仕組みを解説していただきました。日本は自然にまかせれば円高になる傾向があり、リーマンショックが起きたときも、東日本大震災のときも円高になりました。北朝鮮からミサイルが飛んできてもその傾向があるそうで、その動きに北朝鮮が気づいたという噂もあるのだとか…(真偽のほどはわかりません)。「ゴジラに襲われても円高になります」と松尾さん。『シン・ゴジラ』では逆のことを言っているシーンがあったそうで、その年の経済学者の集まりでは「あれは逆だ!」と話題になったそうです。また、映画で韓国経済に介入するIMFを「ミナミの帝王」のキャラを用いて説明するシーンでは会場が笑いに包まれました。(mirai)

■□■市民社会フォーラム第112回映画鑑賞会のご案内■□■
   『国家が破産する日』&松尾匡さんトーク

日 時 11/24(日)10:30上映 上映後12:30頃トーク(終了13:30頃)
上映館 元町映画館
トークテーマ 「本当は国家は破産しません!」
登壇者 松尾匡さん(立命館大学経済学部教授)
※当日映画を観られた方対象、参加無料

市民社会フォーラム恒例の一般公開されている映画の鑑賞会。
今回は韓国IMF危機を描いたドラマ『国家が破産する日』。
アフタートークでは立命館大学経済学部教授の松尾匡さんに、IMFの新自由主義改革とそれが世界に与えた影響、さらには欧米の反緊縮経済政策にふれ、「本当は国家は破産しません!」と題してお話しいただきます。

★元町映画館HPはこちら⇒https://www.motoei.com/
★映画公式サイトはこちら⇒http://kokka-hasan.com/