■□■市民社会フォーラム協賛企画のご案内■□■
今野書店@東京西荻久保 トークセッション
薔薇マークキャンペーン
〜日本にも“反緊縮”の選択肢を!〜
松尾匡×稲葉振一郎×池田香代子
日 時 2019年3月31日(日) 16:00~
主催・会場 今野書店
JR中央線「西荻窪駅」北口1分 東京都杉並区西荻北3-1-8 電話03-3395-4191
参加費不要 先着20席
協 賛 薔薇マークキャンペーン/ひとびとの経済政策研究会/市民社会フォーラム
日本で初の“反緊縮”をかがげるムーブメントが始まりました。その名は“薔薇マークキャンペーン”。“薔薇”のマークは、人々が豊かな生活と尊厳を求める世界的な運動の象徴です。
“反緊縮”とは、財政緊縮を掲げてきた「新自由主義」路線に対抗し、公的社会サービスなどの公共支出拡大と雇用拡大を提唱する世界的な路線のことです。
アメリカでも2018年の中間選挙で、「民主主義社会主義」サンダース派のオカシオコルテスが現職院内総務のエスタブリッシュメントを破り、民主党のニューヨークの下院議員候補に選ばれ、そしてトランプ与党候補に対して、圧倒的に勝利しました。彼女は、公的医療保険の全国民への拡大や公立大授業料の無償化、働くことを望む全ての人への公的な雇用保障などを公約に掲げています。
オカシオコルテスの政治の師サンダース上院議員はじめ、イギリス労働党のコービン党首、スペインのポデモスなど、欧米各地で“反緊縮”の提唱者が台頭しています。フランスでも緊縮策を強いるマクロン政権に反対する「黄色いベスト運動」が庶民増税をストップさせています。
日本でも始まった“反緊縮”ムーブメントを知っていただく機会として、“薔薇マークキャンペーン”の呼びかけ人のブックフェアとタイアップして、松尾匡代表はじめ呼びかけ人のトークライブを開催します。
ゲスト
■松尾匡(まつお・ただす)
薔薇マークキャンペーン代表。立命館大学経済学部教授。著書に『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』(共著、亜紀書房)など。
■稲葉振一郎(いなば・しんいちろう)
薔薇マークキャンペーン呼びかけ人。明治学院大学社会学部社会学科教授。著書に『「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試み』(亜紀書房)など。
■池田香代子(いけだ・かよこ)
薔薇マークキャンペーン呼びかけ人。ドイツ語翻訳家、社会運動家。著書に『世界が100人の村だったら』(マガジンハウス)など。