市民社会フォーラム第215回学習会
NPOメディアが切り開くジャーナリズム~「パナマ文書」報道の真相~
講師: 立岩陽一郎さん(ジャーナリスト、FactCheck Inititative Japan発起人)
日時:2018年4月15日(日)14:00~16:30
会場:JEC日本研修センター神戸元町2階小会議室
『NPOメディアが切り開くジャーナリズム~「パナマ文書」報道の真相』刊行の立岩陽一郎さんに、「パナマ文書」の取材体験を切り口に、非営利の調査報道ジャーナリズムの取り組みとその意義についてお話しいただきます。
■立岩陽一郎(たていわ よういちろう)さん
FactCheck Inititative Japan(FIJ)発起人。「ニュースのタネ」編集長、公益法人「政治資金センター」の理事として独自の調査報道に取り組む。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクに従事。政府が随意契約を恣意的に使っている実態を暴き随意契約原則禁止のきっかけを作ったほか、大阪の印刷会社で化学物質を原因とした胆管癌被害が発生していることをスクープ。以後、化学物質規制が強化される。「パナマ文書」取材に中心的に関わった後に2016年暮NHKを退職。ワシントンのアメリカン大学で客員として半年過ごし、トランプ政権の対応について、岩波「世界」やサンデー毎日に執筆。毎日放送「ちちんぷいぷい」にレギュラー出演。