■□■市民社会フォーラム協賛企画■□■
イラク人質事件・今井紀明さんが今明かす
「自己責任」攻撃乗り越え、若者支援へ
日 時 2013年9月7日(土)18:00~20:00
会 場 神戸市勤労会館
お話し 今井紀明さん(NPO法人D×P共同代表)
主 催 非核の政府を求める兵庫の会協 賛 神戸YWCA平和活動部、市民社会フォーラム
10年前にアメリカが行った大義なきイラク戦争に、日本はまっさきに加担しました。戦争は過去の話ではなく、その後遺症は甚大です。
2004年4月、イラクボランティアの高遠菜穂子さん、戦場カメラマンの郡山総一郎さんとともに、イラクのファルージャ近郊で人質となり、帰国後は「自己責任」バッシングに苦しめられた今井紀明さんに、講演いただきます。
悩み苦しんだ今井さんは、1年間の英国留学を経て、大分県の立命館アジア太平洋大学を卒業後、大阪で商社に勤務し、昨年から、行き場を失った通信制高校生らを支援するNPO法人「D×P」を運営するまでに、立ち直られました。
今井さんの戦場体験を聴くなかで、私たち日本人のイラク戦争での「加害責任」を受け止め、新自由主義のキーワードにもなった「自己責任」論を検証しました。
今井紀明(いまい のりあき)さん
NPO法人D×P共同代表。1985年北海道札幌市生まれ。18歳のときにイラクで人質に。その経験から5年後に精神的に復活。通信制高校向けのキャリア教育事業「クレッシェンド」や専門学校等の中退予防の事業を行っている。