【告知】入管収容問題とヘイトスピーチから外国人差別を考える上映と講演(25/3/9日@東京)

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■□■市民社会フォーラム第266回学習会のご案内■□■

    入管収容問題とヘイトスピーチから

     外国人差別を考える上映と講演
 
日 時 3月9日(日)13:30~17:00(13:00開場)

会 場 専修大学神田キャンパス7号館3階731教室

資料代 1000円

プログラム  13:30~ 上映「ワタシタチハニンゲンダ!」

       15:45~ 講演「入管問題とクルド人差別の現状」 

            講師 周香織さん(「クルド人難民Mさんを支援する会」事務局)
 
2021年3月6日に、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが名古屋入管で死亡して4年目になる今、公権力による外国人差別の歴史を象徴する事件と言える彼女の死から入管の闇を明らかにする映画「ワタシタチハニンゲンダ!」を上映し、難民・入管収容の現状に詳しく、埼玉県川口市などに暮らすクルド人へのヘイトスピーチの問題に取り組んでいる周香織さんに講演いただきます。
 
【「ワタシタチハニンゲンダ!」紹介】(2022年製作/114分/日本 配給:アルミード)

外国人学校に対する官製ヘイトや技能実習生、難民、入管の問題など、日本における外国人差別の実態に迫ったドキュメンタリー。

2021年3月、スリランカ人女性のウイシュマ・サンダマリさんが名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)で死亡し、長年にわたりベールに包まれてきた入管の闇が明るみに出た。入管の被収容者に対する非人道的な処遇の常態化をはじめ、高校無償化制度からの朝鮮学校の排除、幼児教育・保育の無償化制度からの外国人学校の排除、技能実習生に対する長時間・低賃金労働や暴力・不当解雇・恋愛禁止等の人権侵害事件の多発、難民認定の極端な制限など、さまざまな在日外国人に対する差別の実態を浮き彫りにする。

 監督は、朝鮮学校差別問題に焦点を当てた「アイたちの学校」の高賛侑。

 新作「ノーベル平和賞とコリアン被爆者」(仮題)の制作あたりクラウドファンディングを募っている
 
【周香織(しゅう・かおり)さんご略歴】

市民グループ「クルド人難民Mさんを支援する会」事務局。「クルド難民デニスさんとあゆむ会」共同代表。2004年夏、東京・渋谷の国連大学前でクルド人難民の座り込み抗議活動に遭遇。日本が抱える難民問題を初めて知り、強い関心を持つ。以来、在日クルド難民の支援を続けながら、入管・難民問題についての写真展や講演会を各地で開催。入管や難民、外国人の人権に関するニュースを収集し、日々SNSで発信中。著書に『難民を追いつめる国―クルド難民座り込みが訴えたもの』(共著、緑風出版)、『入管問題とは何か 終わらない〈密室の人権侵害〉』(共著、明石書店)。
 
【会場アクセス】 専修大学神田キャンパス7号館3階731教室

     101-0051 東京都千代田区神田神保町3-10-1

     水道橋駅(JR)西口より徒歩7分

     九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩3分

     神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩3分
 
事前申し込みなしでもご参加いただけますが、人数把握のために事前申し込みいただければありがたいです。

申し込みフォーム または、civilesocietyforum@gmail.com