『ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼』
日 時 2015年2月21日(土)18:00~20:30(開場17:30)
会 場 シアターセブンBOXⅠ(阪急「十三駅」西改札5分)
『ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼』(PHP新書)を著した経済学者の松尾匡さんの出版記念講演会を開催しました。
【出版サイト解説より】
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82137-5
公共事業や福祉のバラマキは巨額の財政赤字を生み出したと言われ、それに代わる新自由主義政策もグローバル資本主義の犠牲者を増やし続けている。
右派も左派も行き詰まったいま、日本経済が進むべき道はどこにあるのか。
本書では、ケインズやハイエクを筆頭に、経済学の巨人たちの論に共通する「ある視点」を提示する。
それはすなわち「リスク・決定・責任の一致が必要だ」という示唆であり、「予想が経済を動かす」という真実である。
気鋭の理論経済学者が1970年代から現在に及ぶ経済論争の潮流と矛盾をとき明かす、知的興奮にあふれた1冊!
■松尾匡(まつお・ただす)さん
1964年、石川県生まれ。
1992年、神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。
1992年から久留米大学に奉職。
2008年から立命館大学経済学部教授。
主流派経済学を理解したうえで、数理モデル分析やゲーム理論を駆使できる、日本では数少ないマルクス経済学者の一人。
近年はリフレ派ニューケインジアンとして、日本経済の批評を行っている。
シドノスジャーナルに連載中『リスク・責任・決定、そして自由!』
http://synodos.jp/economy/5973
著書に『「はだかの王様」の経済学–現代人のためのマルクス再入門』(2008年 東洋経済新報社)、
『商人道ノスヽメ』(2009 藤原書店)、
『不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門』(2010年 筑摩書房)、
『マルクス経済学 (図解雑学シリーズ)』(2010年 ナツメ社)、