坂東昌子さん講演「パグウォッシュ会議の成果と核兵器廃絶の展望」

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 ※坂東先生の体調不良により、急遽、先生のご自宅から講演会場にライブ中継する形となっております。
■□■市民社会フォーラム協賛企画■□■
非核の政府を求める兵庫の会 第30回総会記念講演会
パグウォッシュ会議の成果と核兵器廃絶の展望
 
日 時 2016年2月6日(土)14:30~16:30
会 場 兵庫県保険医協会5階会議室

http://hhk.jp/pages/access.php
(JR・阪神「元町」駅下車東口から南へ徒歩7分)
講 師 愛知大学名誉教授 坂東 昌子さん
協賛 市民社会フォーラム核兵器廃絶を目指して、世界から科学者が集まり議論を交わした第61回パグウォッシュ会議が2015年11月に長崎市で開催されました。
会議の宣言では「核兵器の脅威は今も増大し、核軍縮は行き詰まっている」と核をめぐる現状への危機感を表明、
核保有国に対して、高性能な核兵器を開発する近代化を中止し、核兵器の削減にとどまらず廃絶を確約するよう求め、
「核の傘」に依存する非核保有国に向けては、地域内での核保有や配備を禁じる「非核兵器地帯」への参加など安全保障政策を転換するよう呼びかけています。
パグウォッシュ会議に実行委員として携わった物理学者の坂東昌子さんに、会議の成果と核兵器廃絶の展望についてお話いただきました。■坂東昌子(ばんどう・まさこ)さん
物理学者。理学博士。京都大学で湯川秀樹博士のもとで素粒子論を研究。専門は、素粒子論・非線形物理。
環境問題や科学教育、放射線リスクなど幅広く研究を進めている。
NPO法人知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん理事長、京都大学基礎物理学研究所協力研究員、愛知大学名誉教授。
女性研究者や若手研究者の支援にも積極的に取り組み、2007年には日本物理学会で2人目の女性会長に就任。